甑島 平政
大潮 (0.5)
満潮 08:43 252㎝
干潮 14:44 56㎝
2月下旬、串木野港に向けて夜な夜な車を走らせた
真冬、上甑エリアの海はどうなっているのだろうか?
ヒラマサは出るのだろうか?
そんな事を考えていたら、じっとしていられず船長に電話をしていた、、、
現地に行き自分の目で身体で感じないと気が済まないと言う、病的な何かを患っているようだ、、笑
今はクロ釣り最盛期、20名近くいただろうか?
ルアーは自分達2人だけ。
今まで秋に4回程来たがルアーマンを見かけたのは、他船ではあるが一度しかない、、
このエリアに来る事自体が場違いなのか?
確かにあまり情報もないし、船長もルアーの事を分かっていない様子、、、。
まぁ、釣れてるから来たのではなく知りたくて来たのだからそれはそれで、、、
小1時間揺られ到着
瀬渡しに時間がかかっていると、船の明かりに小魚たちが集まりだす
ベイトフィッシュとなるのか分からないが、凍える寒さの中何も無いよりか気持ち的にもプラス要素だ
15.6名ほど下ろし終えた所でやっと自分達の番になった
前日船長と打ち合わせし、今まで行った事のない近島に下ろしてもらう予定だったが
地元漁師の網が入っているとの事で、またしても松島のフタママコ?ヘタママコ?に降りる事になった
北西の風が少し残っている
昼前には落ち着く予報ではあるが、、
潮は左から右へと川のように流れている
前回、良型のヒラマサをキャッチした場所
今回は相方に花を持たせ、投げてもらう事に
すると、早々にヒット‼︎と叫んだ
魚は流れに乗り、重量感のあるやり取りをしている
だが、磯際に来てからまさかのフックアウト、、
悔しい顔をしていたが、まだ始まったばかり
次!次!と劇を飛ばす
すると、またしても出た!と叫んだがミスバイト
そして次の流しで今度はヒット!
先程より慎重にやり取りをしてキャッチ!
ヒラゴではあるが最高の朝を迎えた
今度は自分の番!
ポッパーを引くが数投で違和感を感じ、ダイビング ペンシルに交換
潮上に投げルアーの角度が変わるタイミングで少し送りながらドリフトさせていく
すると、、、ボカ‼︎っと水柱が上がったが手元には何も伝わってこない、、、ミスバイト。
もう一度通すけどコースが悪かったのか反応無し、、
どうやら、ドンピシャのコースで流さないと口を使わない様子だ
もう、無駄打ちは出来ないので丁寧にキャストし送り込みながらルアーを潮に馴染ませていくと、、、またしても水柱が上がった‼︎
潮に乗りとても力強く重い、瀬際にきてからも走り回りスリリングなやり取りをさせてくれた
4キロほどでは有るが、2人して朝一からキャッチできて最高だ
その後、満潮に近づき潮が緩んだ途端に魚の気配を感じられなくなってしまった、、、
沖ではカツオドリが海面に刺し、青物のナブラもあちこちで起こっている
ジギングや根魚を狙ってみたりするが反応無く、ロッドを置き休憩をする事に。
ノットを組み直したりご飯を食べたりしていると、沖の方で巨大な水柱が上がっている!
ん?!なんだ??
、、、、、。
あちこちで顔を出すのはイルカの群れだった
これじゃ、イルカウォッチング状態、、、。
その後ようやく下げの潮が動き出し、右から左へと川のように姿を形成し始めた
朝、魚が出たポイントを重点的に探るも反応無く回収の時間となってしまった。
帰りは風も止み、気持ちの良い海上となった
次回は、下甑エリアに行ってみようと思う。
天気 晴れのち曇り
外気 ーーー
水温 朝 16.1℃
塩分濃度 35‰ (リーフ採取。)
ルアーで引っ掛かったクチブト