カツオドリ ベイトキャスター

ある記憶が蘇る

身の丈程のイソマグロが磯際で2度ほどバイトするものせきれず、、、

悔しさと未熟さを空にぶつけた

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翌朝船のデッキへ出てみると、南からの風とうねりが、、

離島では少しの判断ミスが自分を、周りを危険に巻き込む

船長と話し合い、磯に降りる事なく草垣群島を後にしたほろ苦いキオク、、、

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その後は屋久島や吐噶喇に足を運ぶ機会が増えていて、気付けば"ここ"へ来るのは2年の月日が経っていた

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サーチライトを頼りに慎重に磯際まで近づいていくと、トビウオやダツなどが水面で騒ぎ始める

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この時の期待感がたまらない

日頃からイメージしている巨魚との対峙

磯の雰囲気が、イメージと酷似していればなおさらだ

 

全員を磯へ下ろし終え、ようやく自分もこの地へ降り立った

また来れた、、

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タックルをセットしていると東の空は薄っすらと明るくなり始めている

同じ磯に降りたメンバーは夜明けを待たずにキャスト開始

 

自分は、より相手に近づき掛けたら自力で取り込めそうな磯へ移動を決め海へと飛び込み隣の瀬へ

荷物が制限される為、軽快なロッドワークの出来るRB107XR-2 キャタリナLD30と共に

 

朝日は見惚れるほど綺麗で、ここまで来た甲斐があったと早くも感じる程

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しかし、ドビやダツが追われる気配もなく

カツオドリの動きも鈍いまま。

魚からの反応はないまま朝焼けはあっという間に青へ飲み込まれていった、、、。


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早めに見回りに来た船に乗り瀬を変える事にするが、強風と風波の影響で乗れる瀬が限られておりなんとか風をかわすポイント探す、、

 

いつかの懐かしの場所へ

あれは1月3日。寝袋がびしょ濡れのまま迎えた地獄の磯泊まりが懐かしい、、、

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ここでは、てんていが喫茶店をオープンさせており軽食&コーヒーセットを注文!

麺固め、味濃ゆ目、スープ少なめ、箸なしラーメンをご馳走になり

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食後にはクサガキ産の豆を岩の上で焙煎し丁寧に豆を挽いたコーヒーは最高に美味しかった!マジで!!

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後は魚に会えれば最高なのだが、、、。
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風波は更に強く高くなり海上はウサギが飛びまくり離島で釣りをするには危ない状況へ、、、

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離島へ来る難しさ、離島で釣りをする難しさ

状況が悪くなればなる程わからされる自分の未熟さ

あれから自分は成長していたのだろうか、、、?

 

相変わらずカツオドリは自分を見下ろし羽を広げている

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熱い志を持った人達とここへ来れた事

てんていに感謝です

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また、改めて、、。

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帰りはなかなか揺れたぜ。

 

若潮

満潮 5:10

干潮 11:30
北西の風のちに強く

潮は動かず。でも、水道に乗れたら何かしらあったと思う。